GoogleとAmazonはゲームに参入する目的と手段を間違えている。 そこから生まれたゲームはひどく退屈でつまらない。 ゲームとは人を楽しませ、喜ばせようと独創的で時にはリスクを冒すべきものだ。

ソースより

Opinion:AmazonとGoogleは間違った理由でゲームに参入している

クラウドサービスの収益を上げるための手段としてゲームを見るのをやめなければAmazonはCrucibleが最後の恥では済まなくなる。

ゲーム業界には失敗作が数多く存在する。
クリエイターが期待していた関心を得られなかったゲームから発売前の大げさな宣伝やまともな予約数にもかかわらず急速に消えてしまうなど様々だ。

しかし世界的な無関心が原因でパブリッシャーが発売をやめるようなゲームもある。

みんなに撤退すると語り、あとには何も残らない。

それはアリーナシューターCrucibleに起こったことにも当てはまる。
このゲームは5月末に発売されたがクローズドβ版に戻されている。
これは完全にシャットダウンされているわけではなく開発は継続されているようだが新規プレイヤーの登録ができなくなったため既存プレイヤーの中でもかなり少数のユーザーしかアクセスできなくなってしまっている。

これはどんなゲーム会社にとってもかなり恥ずかしいことだ。
しかしCrucibleが世界最大のテクノロジー企業の1つであるAmazonがコアゲーム市場への参入を発表する大作PCタイトルであることを考えると
これはより一層恥ずかしいものとなる。

言うまでもなくCrucibleへの関心がまったくないというのはAmazonがゲーム業界でのスタートを切るには最悪の状況。同社は基本的にこのゲームに関してすべてを誤算しているように見える。

まずタイトル自体がつまらないし現在の形では派生的なものにすぎず発売は失敗、マーケティングやゲーム面では認知度を高めるために何をしていたのか……。

まあ物を売って1兆ドルの会社がこれだけのことをしているのは呆れるとしか言いようがない。

Amazonは素晴らしい会社だ。驚くべき小売業者であるだけでなくコンテンツ配信やクラウドサービスを含む多くの分野でトップレベルのプレイヤーになるという並外れた仕事をしてきた。

しかしAmazonはゲーム会社ではなくAmazon Game StudiosやCrucibleの存在はAmazonがゲーム会社になりたいとの考えを示唆しているがその事業戦略全体にはかなり巨大な危険信号がいくつもありその多くはCrucibleに集中している。

実際これはAmazonだけの話ではない。

GoogleはStadiaを全く新しいプラットフォームとして大々的に宣伝したことはAmazonよりもさらに大きな取引、さらに厳しい失敗であった。


AmazonとGoogleの失敗。

それは両社ともそもそもゲーム事業に参入していることの正当な根拠を持っていないということ。

両社とも主要なクラウドサービスプラットフォームを運営しておりゲームは
クラウドサービスを活用する素晴らしい方法、AWSやGoogle Cloudのバックエンドに依存したゲームを作りたいと考えているのだ。

補足:バックエンドはユーザーの目に見えない部分

だからこそ20年以上も前から技術分野で巨大なプレイヤーであり続けてきた両社が突然ゲームビジネスに興味を持つようになったのだ。

これは偶然の一致ではなく収束的な進化だ。

つまりクラウドサービスの市場リーダーになりたいという彼らの重複した願望がゲームビジネスで波風を立てようとする両社を後押ししている。

問題はそれがゲームを作る理由になっていないこと。

問題はゲーム自体はその目的を達成するための手段にすぎずその哲学から生まれたゲームやサービスが消費者にとって魅力的ではなく、面白くないことだ。

GoogleとAmazonがゲームビジネスに参入したことに対する
最も重要で否定できない批判は「つまらない」というもの。
そう、Stadiaはつまらないサービスだ。

Googleはゲームの配信方法を変えることがエキサイティングだと確信しているようだがそうではない。

ゲームそのものがエキサイティングなものなのだ。

Googleは独占的なゲームが必要なのかもしれないと気づくのが信じられないほど遅かった。Amazonに関してもCrucibleは紛れもなく退屈なゲームだ。
ありきたりのアリーナシューティングゲームでありデベロッパの経歴から期待される才能や創造性はほとんど見られない。


ソニーとMicrosoftがゲームを作っているのはゲームがビジネスの柱であるという考えが根底にあるからだけではなく
ビデオゲームを本当に理解している人たちが観客を楽しませ喜ばせることができると考え創造的な意思決定をしリスクを冒したりするからだ。


GoogleやAmazonはまだその段階にはない
彼らが目指しているのは人々に愛される素晴らしいゲームを作ることではなく他の事業部門に関連したKPIを満たすことである限り意味のあるゲームやサービスを作ることはできない。

補足:KPIとは重要業績評価指標のこと。

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(灬♡ω♡灬)

え、まって。えまってえまってえまって笑。
この人の話好きッ♡ 好きッ♡
ぼろくそにこき下ろすっていうと言葉遣いが少し悪いけど
はっきり言うところははっきりって感じが好き。
要はAmazonとGoogleはビジネス、金儲けの一種として手を出そうとしてるのが見え透いてわかるからそこに愛がなく、おもしろいゲームができない。
それをなんとなくでもプレイヤーが感じ取ってるからか
あまり話題にもならない。ってことだよね。
自分も同じようなこと考えてたよー。
あと最近は似たようなシューターが乱立されてるしプレイヤーも無限にいるわけじゃないから難しいよね。
どっかのゲームみたいに有名な海外のストリーマーを囲ってダイレクトマーケティングさせるとかしないとダメだよね。
最近はストリーマーの勢いがものすごいみたいだし。
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