ソースより
『Ghost of Tsushima』をプレイしていたらお礼を言いたくなった話【編集後記】
実際に遊んで見るまで「外国人の考える日本なのでは？」というところが少なからずあった。
もちろんヘンテコステレオタイプなある意味で「日本人が知らない日本像」も大好きだ。むしろ海外製タイトルで「日本が出る！」となったときはそっちの日本像を期待してしまう。
でも
本作はまさしく「日本人が知っている日本像」を忠実に描いていてともすれば現代日本人が忘れてしまったような日本の美しさを思い起こさせてくれるような作品だった。
冒頭の長めのチュートリアルを終えススキ広がる平原に出た時、
「日本じゃん……」と思った。そこからフォトモードでパシャパシャ写真をプレイを進めていたがもうどこもかしこも美しい。
揺れるススキに舞い落ちるもみじ、青々とした竹林に黄金に色づく銀杏。折れ曲がった松や岩場に打ち寄せる荒波、雨に打たれるあじさいや霧深い湿原。
どこを切り取っても日本としての美しさが詰まっている。
かねてより言われている「時代劇」も本作の「日本感」を醸し出すことに一役買っている。
「黒澤モード」や殺陣はもちろんのこと敵を倒した時の倒れ方は「まさに時代劇！」という感じだ。時代劇は「暴れん坊将軍」や「水戸黄門」くらいしか観たことのない平成生まれの自分でもそう思ってしまう。
最近は技や型が充実してきて簡単に倒せるようになってきたので難易度を「難しい」にあげてみたところかなり緊張感が出てきた。
特に特定の場面で発生する一対一の戦闘だと死にゲーばりの緊張感と達成感を味わる。
最後に。本作には実際の対馬にはないものや時代にそぐわないものももちろんある。しかしそれらはあくまでゲームとしての面白さを考えてのこと。
元寇という時代をベースに物語や舞台には数多くのフィクションが詰め込まれているエンターテインメント作品。このあたりも時代劇に通じる物があると感じ、そういう楽しみ方をするのが良いかなと思う。
逆に言うと「歴史モノ難しそう……」と思ってる方でも全然遊べる。
とにかく日本と時代劇へのリスペクトを感じさせるゴーストオブツシマに対して私がまず初めに思ったのは「ありがとうございます」という気持ちでした。
美しい日本を描いてくれたこと、忘れかけていた日本の姿を思い出させてくれたことに、まずはお礼を言わせてくれ！
私にとって非常に印象的な一本になった。
ありがとう！Sucker Punch Productions！
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(／・Д・)-†ズバッ!
プレイしてるだけで改めて日本の良さに気づかされる。
外国人の考えるテンプレな日本観ではない。
だが誰が遊んでも日本を感じられる。
現実では日常にありふれて存在していて
そこにあるのがあたりまえ。で通りすぎていた
「日本の美」がまさかゲームの中で再発見されるとは、
こりゃあ一本取られちまったな…
補足：ゴーストオブツシマのおもしろいバグ